ボランティアの人たちが毎日餌付けしているとのことで今日は47羽いるとのこと。寒空の中、悠然と湖面に漂う姿はなかなか貫禄があり、見とれてしまう。
コハクチョウは秋になるとシベリアから何千キロにわたる距離を飛んで、日本にやってきて、北海道をはじめとして各地で冬をこすとのことで、この琵琶湖が南限らしい。最近えさになる水草がなくなってきたのでボランティアの皆さんがこうやって毎日えさをあげている。夜には沖合いで過ごしていた白鳥が、朝になるとここにえさを食べに来て、夕方になるとまた帰っていくという。
それぞれのハクチョウには顔に個性があり、毎年同じ顔ぶれが飛んでくるとのこと。それから、生まれて数ヶ月でもう長い距離を飛んでくるとのことだ。生き物の神秘に感動する。
しかし、最近釣り糸に絡まってしまったり、間違ってルアーをのんでしまったり、という問題も頻発しているとのこと。我々人間のちょっとした不注意がこんなことになる。私もつりが好きだが、こんなことにならないように気をつけたいものだ。